Wednesday, January 26, 2022

地域の方からの手紙

 昨日,地域の方より,お手紙をいただきました。内容は,学校便りに掲載されていた「三学期始業式の児童のあいさつ」に関することと,昨年夏のエピソードについて,地域の方として本校の児童や保護者に感謝するお手紙でした。関連する部分だけ抜粋してお知らせします。

● 六年生「冬休みは料理も頑張りました。作った料理を家族で食べました。これからも沢山作ってみたいです。」
 きっと家族が口をそろえて「あー おいしい!」と笑顔の輪が広がったのだと思い描くことでした。〇〇君は「お役に立ちたい・・・・という心がいっぱいあるのですね こんなステキな家庭があることがとてもうれしいです。」
● 二年生「とくに算数では 分かりやすく説明できたとき,みんながたくさんはくしゅをしてくれてうれしかった」
 分かりやすく説明できる・・・・ということは相手の立場にならないとできないことです。世の中 自分のことが先と考える人が多いと思いますが,大切なことを子供さん達に教えてもらいますね。
● 昨年,初夏の頃だったと思います。
 突然 女性の方が訪ねて来られ「お詫びに来ました」と云われるのです。どうしたのかと思いお聞きしました。すると「お宅のお店の入口の板張りの板を傷つけてしまった・・・・と子供が云うのです」 見ると一見何もわかりません。 よくよく「ここです」と指さす所を見ると 小さな板がめくれていました。自転車を止めた時に傷つけたと話してくれました。 この方々は親子だったんです。そして「謝りに行きたい」と子供の願いを受けて来て下さったのです。見てもわからないような傷を 大人はこのような行動をするだろうか・・・・と 純粋でまっすぐな心に深く感動しました。
 「謝る」という行動はすばらしいです。勇気ある行動に この家庭のすばらしさを思います。
 お名前も聞かず どなたかも確認しておりませんが この家庭の行動はずっと私の心に残ります。

 手紙の最後には学校・保護者へのお褒めの言葉と「この地域の中で子供達の”よかった探し”をしたいと思います。」と書かれてありました。地域の方が,地域の中の学校として,子どもたちの成長を見守ってくれていることに,心から感謝するお手紙でした。