6年生の給食風景です。みんなおいしそうに食べています。
担任の先生方が,給食指導で悩むことの一つに「食べ残し(好き嫌い)」や少食があげられます。次の資料を読んでどう思いますか?
お茶の水女子大学の「学校給食の食べ残しと児童の体格との関連」という論文で,食べ残しの有無と児童の体格差に相関があることが示された。小学5・6年生で,給食を残らず食べた「完食群」と,それ以外の「残菜群」で分けたところ,両群間で体重3.5kgの差が出ました。
さらに,こう述べています。
成長面の影響も大事ながら,より懸念したいのは精神面の問題です。子どもが食べ残しをしないように大人が仕向けなければ,子どもたちは大人になったとき,食べ残しを何とも思わなくなってしまう。そうした大人たちが,我が子に「全部食べなさい」と言う姿は想像しづらい。
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食に対する教育・しつけは,命や生き方,社会性,道徳性に直結することを述べています。
「たかが好き嫌い,されど好き嫌い。」
明日は,最後の1年生の給食風景です。