11月30日(金)の持久走大会が迫ってきました。
各学年で協力して,児童の安全に十分配慮し試走が始まりました。保護者・地域の皆様の御協力・応援は,子どもの意欲を高め,事故防止の観点からも本当に感謝しています。
あと約二週間,子どもたち一人一人の実態は大きく違います。例えば,練習を継続し調子を上げ上位をねらう子,決して速くはないが弱い心に負けまいと歯を食いしばる子,長い距離を走るのは苦手でなかなか練習に参加しない子,今にも泣きそうに苦しそうに走っている子,ケガや体調不良で休んでいる子……様々です。
私は,このような学校行事では,常に職員にお願いしていることがあります。それは,持久走大会で頑張って走り,弱い心に負けずがんばることを通して『たくましい体,強い心』を育てることも大切です。
それと同じように,持久走大会という『一つのきっかけ』をとおして,『子どもをどのように成長させるのか』『子どもをどう変えていくのか?』ということです。
大会当日以上に,それまでの経過を大切にすることが,子どもたち一人一人の未来につながると考えています。