所用で市の体育館に行くと,バスケットボールスポーツ少年団の子どもたちが練習しています。私の姿を見つけると元気な声で「こんにちは」と挨拶をしてくれました。きびきびとした態度には,とても感心することでした。
しばらくして指導者が集合をかけると,さっと集まり周りを囲みます。子どもたちは,指導者の顔から眼を離さず,「はい」「はい」と返事をしながらしっかり聞いています。
そして,練習再開,指導されたことを一人一人が自分なりに考え,パス・シュート・リバウンドなどの動きを工夫しながら,繰り返し繰り返し練習します。前向きに弱い心に負けず努力することで一歩一歩上達し,チーム力が強まり勝利に結びつくのだろうと思うことでした。
子どもたちの姿を見て感じたことは,学力向上や生活習慣の定着も全く同じだということです。それは,学ぶ姿勢をもった指導者・教師・親のもとで「しっかり聞いて,自分なりに考え,繰り返し練習(学習)し,前向きに努力する子どもを育てる。」ということです。