Wednesday, February 27, 2019

お褒めの言葉を~「何を話すか。」,「どう伝えるか。」~


 今年度最後の全校朝会(2/26)です。6年生にとっては,小学校生活最後の全校朝会となります。校長にとって,全校児童・全職員に一緒に思いや考えをじっくり届けられるのは全校朝会だけです。

 それだけに,「何を話すか。」,「どう伝えるか。」ということを考えます。1年生から6年生と年齢もはなれ,興味・関心や理解力にも大きな開きがあります。

 私は,全校朝会ではパーワーポイントを使って,写真や絵,キーワードを映し出し,話すようにしています。

 今回のテーマは「みんなの力で,丹波小をもっともっとやさしい学校に~人の心のいたみが分かる子どもに~」です。その中で,「わたしと小鳥とすずと」(金子みすず)の詩を紹介しました。

わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
 
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
 
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。

 全校朝会後には,子どもたちの数名に「今日の全校朝会の話はどうでした。」と評価をもらうようにしています。今回は,「よく分かりやすかったですよ。」,「いい話だったと思います。」とお褒めの言葉をいただきました。