9月3日(火)から10月7日(月)までに,MBCラジオ「たんぽぽ倶楽部」の『みんなみんなにありがとう』のコーナーに,3学期に続き24名の子どもたちが出演することになりました。
先般お知らせしましたが,短期間に2度出演するということは,これまでほとんどなかったようです。(通常は,2~3年後に)
今回は,丹波小学校の放送に対する反響が大きく再依頼されました。
明日の出校日に,MBCの担当者の方が2名学校に来て,子どもの作文の音読を録音する予定です。
「音読」で大切なことは,3つです。
◎声の大きさ(口をしっかり開けて)
◎読む速さ(意識して,ゆっくり読む。)
◎間と取り方(句読点< , 。>よりも,意味の切れ目で間を取る)
出演する以外の子どもたちも,朝読み・夕読みで実践・練習してみてください。
ちなみに「朗読」は,「音読」より高いレベルが求められます。「朗読」は,聞き手に気持ちが伝わり,情景をイメージさせることが大切です。
そのために,表現力が求められます。表現力といえば「間(ま)・ポーズ」「抑揚・イントネーション」「際立たせ・プロミネンス」などがあります。これらの表現力の組み合わせによって「うまいなぁ」と感じさせることができます。
長くなりますが,「接続詞に緩急・声の高さなど変化をつける。」ことができると最高のテクニックとなります。(小学生でも,お話しの意味が分かるとできます。)
<夏の朗読講座>
「ところがある時の事でございます。」⇒芥川龍之介「蜘蛛の糸」の一節
1 高めの声で「ところが」
➡高い声で入ると,「場面が変わる」というイメージを与えることができます。
2 低めの声でゆっくりと「ところが」
➡低くゆっくり読むと,これからなにか悪いことがおきそうなイメージを与えられます。
3 すごく速く「ところが」
➡急展開で変化するイメージが与えられますね。
※「ところで」を変えただけで,全くイメージの違う読み方になります。
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出演予定の子どもたちは,5~6回は繰り返し音読練習をしておくと,余裕と自信が生まれます。(認め励ましてください。)
〔写真は,昨年度3学期に出演した子どもたち〕