Wednesday, July 31, 2019

水筒と帽子は最低限の心がけ~体温調整がうまくいかない~


 昨日,安心メールで「熱中症」「事故防止」の未然防止についてお願いしました。

 

 先程,運動場に出ると,まさに『炎天下』という言葉にふさわしい,強い日差しと暑さです。すぐに汗が噴き出してきます。

 今日の新聞にも「猛暑続く県内 屋外工事に扇風機」,「屋内も油断大敵」,「救急搬送、全国で5,664人 前週の3倍」という見出しが躍っています。

 運動場からの光景も,真っ白の入道雲,真っ青な空,強い日差し……です。

 しかし,午前の学習を終え,男の子たちが運動場で遊んでいます。大きな水筒,帽子をかぶり,時々こかげで休憩など,熱中症対策はしています。

たくましさを感じましたが,「こかげで休みながら,遊ぶんだよ。」と声をかけました。

小学生以下の子どもは,体温調整がうまくいかないこともあります。

外出時は,水筒と帽子は最低限の心がけです。命を守ります。






反響が大きく再依頼~24名の子どもたちが出演~


 9月3日(火)から10月7日(月)までに,MBCラジオ「たんぽぽ倶楽部」の『みんなみんなにありがとう』のコーナーに,3学期に続き24名の子どもたちが出演することになりました。

 先般お知らせしましたが,短期間に2度出演するということは,これまでほとんどなかったようです。(通常は,2~3年後に)

 今回は,丹波小学校の放送に対する反響が大きく再依頼されました。

 明日の出校日に,MBCの担当者の方が2名学校に来て,子どもの作文の音読を録音する予定です。

 

 「音読」で大切なことは,3つです。

◎声の大きさ(口をしっかり開けて)

◎読む速さ(意識して,ゆっくり読む。)

◎間と取り方(句読点< , 。>よりも,意味の切れ目で間を取る)

 出演する以外の子どもたちも,朝読み・夕読みで実践・練習してみてください。

 

ちなみに「朗読」は,「音読」より高いレベルが求められます。「朗読」は,聞き手に気持ちが伝わり,情景をイメージさせることが大切です。

 そのために,表現力が求められます。表現力といえば「間(ま)・ポーズ」「抑揚・イントネーション」「際立たせ・プロミネンス」などがあります。これらの表現力の組み合わせによって「うまいなぁ」と感じさせることができます。

 長くなりますが,「接続詞に緩急・声の高さなど変化をつける。」ことができると最高のテクニックとなります。(小学生でも,お話しの意味が分かるとできます。)



<夏の朗読講座>

ところがある時の事でございます。」⇒芥川龍之介「蜘蛛の糸」の一節

1 高めの声で「ところが」
➡高い声で入ると,「場面が変わる」というイメージを与えることができます。

2 低めの声でゆっくりと「ところが」
➡低くゆっくり読むと,これからなにか悪いことがおきそうなイメージを与えられます。

3 すごく速く「ところが」
➡急展開で変化するイメージが与えられますね。

※「ところで」を変えただけで,全くイメージの違う読み方になります。

 出演予定の子どもたちは,5~6回は繰り返し音読練習をしておくと,余裕と自信が生まれます。(認め励ましてください。)

    〔写真は,昨年度3学期に出演した子どもたち〕


Tuesday, July 30, 2019

音がどんどん良くなっていく~『本物に触れる』『本物を体験する』~


 スマイル吹部が,外部講師の先生をお招きして講習会を開いています。講師の先生は,海外のオーケストラでもフルーティストとして活躍されました。

 子どもたちは,講師の先生の話や指導を一言も聞きもらさないという緊張感や真剣さが伝わってきます。

わたしのような素人でも,子どもたちの楽器の音を聴いていて,音がどんどん良くなっていくのが分かります。

『本物に触れる』『本物を体験する』……超一流の講師の先生の指導は,子どもたちに意欲や自信を与えてくださっています。








熱中症や交通事故の未然防止~関心と愛情をもって~


 湊地区の子どもたちが,セントラルパークとゾウさん公園でラジオ体操をしています。前半は,明日までのようです。たくさんスタンプが押されたカードをうれしそうに見せてくれました。

 今日は,午前9時で30度近くまで気温が上がっています。さらに今後35度を超す猛暑日もありそうです。熱中症や交通事故の未然防止に努めましよう。

○横断歩道を渡る。飛び出しはしない。(自転車はヘルメット)

○外出時は,帽子・防犯ブザーを身に付ける。

水分をこまめにとることを心がけ,汗をかいた時は塩分補給を忘れない。(水筒)

○ゲームは1日30分以内を守り,読書に親しむ。

○子どもだけで,海や川で遊ばない。

 関心と愛情をもって,繰り返しの声かけ・指導が大切です。












Monday, July 29, 2019

一石三鳥~「いぶすきそらまめ食堂」のイベント~


 丹波校区公民館を先日訪れたときに,興味をひかれたプリント(案内)が置いてありました。

「いぶすきそらまめ食堂」のイベント情報です。

 作文・絵画⇒昼食(300円)⇒読むナビ教室(新聞活用)とても楽しそうです。

 子ども同士誘い合って,または親子で参加するのも,いいのではないでしょうか。夏休みの貴重な体験になると思います。

 夏休みの思い出にもなり,学習にも役立ち,他校の友達も増える。一石二鳥ではなく,一石三鳥です。




タグラグビーの楽しい授業~実践を通した研修が展開~


 指宿高校の研修会を紹介しましたが,丹波小学校の体育館では,午前中に指宿市内の先生方を対象にタグ(ひも)ラグビーの実技研修会が開かれています。

 講師は,3月までいた本校の職員です(指宿市教委勤務)。講師は,タグラグビーの指導者の一人者です。タグラグビーを体育科の学習に定着させたり,広げたりすることをライフワークとしています。

 これまで,県内の各地区で,タグラグビーの楽しさを子どもや教師に指導してきました。

 今日も,暑い中でしたが,ゲーム性が高まるタグラグビーの工夫,タグラグビーを通した人間関係づくり・人間性の向上について,実践を通した研修が展開されました。

 2学期,タグラグビーの楽しい授業が展開されることでしょう。





できる授業の改善に~『アクティブ・ラーニング』~


 先生方は,夏休み期間に自分自身の授業力や教師力を伸ばすために,様々な研修会に参加します。

 今日は,指宿高校の公開夏季課外授業に本校の先生方と参加しました。(県内外から多くの参加者がいました。)

 指宿高校は,生徒が自ら考え教え合い議論し答えを導き出す『アクティブ・ラーニング』を授業に取り入れ大きな成果をあげています。

 それは,教師主導の授業より,児童生徒中心の授業は,学習の定着が高いということが明らかになったからです。

○一時間のうちに,何度も席を離れて生徒数名で話し合わせたり,教えたり質問したりしていた。
○日々題等の宿題には解答をのせていた。(生徒の感想「終わったらすぐに確認できる。」「間違っていたら,違う解き方を考える。」)
○眠たい子,眠くなるだろうと思う生徒は,自主的に後ろで立って受けられることを1年生の時から認められている。(生徒の感想「立って聞いていると眠らない。」「友だちと話しやすい。」「動いていると眠くならない。」)

 丹波小学校でも,各学級で『話合い・教え合い』,『宿題や課題に解答を付けて自己採点させる。』,「席を離れて動く活動」を取り入れています。

 夏休みの先生方の研修は,子どもにとっての楽しい・分かる・できる授業の改善に結びつきます。




参加すること自体に価値が~大牟礼地区のラジオ体操~


 今朝,大牟礼地区のラジオ体操に参加しました。誰よりも早く来ている上級生。始まる前に友達と楽しくおしゃべりしている子どもたち。妹や弟の手を引き参加している小学生。眠たそうな目をこすりながら体操する子。息を切らしながら遅れて参加する子。……

 いろいろな表情を見せてくれる子どもたち。自分の判断で,ラジオ体操に参加すること自体に価値があります。これこそ,『自分を伸ばす』夏休みです。

 保護者や地域の皆様の御協力ありがとうございます。








人間形成に与える影響~地域の行事に参加~


 六月灯と夏祭りをのぞいてみました。老若男女多くの人が楽しんでいます。丹波小学校の子どもたちも家族や友だちとうれしそうです。

 地域の有志の皆さんの対戦ショーに釘付けになり声援を送っている子どもたち,出店のかき氷などをおいしそうに食べている子どもたち。

 地域のお祭りに参加し,地域の人と触れ合いコミュニケーションをとったり,地域の行事に参加することは,ルール・マナーを身に付けたり,積極性を伸ばしたり,郷土愛を身に付けたりすることに結びつきます。

親や大人は,子どもたちの体験やきっかけを,どうその子の成長と結びつけるかということが大切です。

○会場に落ちていたゴミを拾って,進んで持ち帰る。

●ゴミをなにも思わず,捨てたり置きっぱなしにしたりする。

 この二つの行為は,どちらを選択するかで,子どもの道徳心や社会性を育てるうえで人間形成に与える影響は大きいと思います。