下門の門松です。
門松の由来については「お正月にやってくる歳神様が迷わず家に来ていただくための目印となるもの」と先日のブログで書きましたが,他にも以下のような意味があります。
◎歳神様が降りてこられた後,宿る依り代(よりしろ)・場所になるもの
◎一年の幸せ(昔は五穀豊穣)を願うもの
◎長寿を願うもの
門松は,平安時代から飾られるようになり,その当時は松だけだったという記録が残っています。
平安時代のころの門松は,「初子(はつね)」と呼ばれる,一年の最初の子の日に野に出て宴をする文化がありました。この日に子どもが松を根ごと引っこ抜いて,その松を玄関に飾ったのが門松の由来とされています。