学校運営協議会制度とは保護者や地域の住民が一定の権限と責任を持って学校運営に参画することにより,そのニーズを迅速かつ的確に学校運営に反映させ,よりよい教育の実現に取り組むための制度です。
指宿市内の全ての小中学校に平成28年度から設置されていて,本校でも地域代表や保護者代表を含めた9名の委員で構成された丹波小学校学校運営協議会を設置して近隣6校合同での協議会も含めて年間4回計画してコミュニティ・スクールとしての取組を行っています。そこで,本日,1回目の学校運営協議会が行われました。
1回目ということで授業参観や学校経営方針・現状の説明等を行った後,委員の方から御意見をいただきました。
【御意見・質問等の要約】
・ 教室の利用形態について説明して欲しい。(教室の利用形態については,その学年に応じた教育効果を考えて利用している。又,オープンスペースを利用した感染症対策についても考慮している。)
・ 1階のシャワートイレにはウォシュレットが設置されていないが必要では。(1階のシャワートイレには設置されていないが,各階の多目的トイレには設置されている。)
・ 臨時休業に伴う夏休みの短縮等があるか。(現在,市教委が各学校の実態を調査して検討中である。)
・ 新型コロナウイルス感染予防のための対策等で学校現場も大変だと思うが職員一体となって取り組んで欲しい。
・ 授業参観をして子どもたちがのびのびと授業を受けていて良かった。
・ 朝の登校指導をしているが,あいさつがしっかりできていて気持ちがいい。
・ 今後は道徳教育や相談活動等の心の教育が大切になってくると考えるが,学校としてどのように取り組んでいるか。(年間35時間の特別の教科道徳の時間を中心に全教育活動での道徳教育の取組を行っている。又,県から派遣されるスクールカウンセラーや毎週市から派遣される教育相談員が児童・保護者に対するカウンセリングや相談活動を行っている。今後も心の教育については継続した取組を行っていきたい。)
・ 臨時休業後,学校生活のペースについていけない子はいないか。(全体的には学校生活に慣れてきたが,生活のリズムが崩れてきている子については保護者と協力して対応している。)
・ 今後の感染状況次第ではオンライン授業等について考えているか。(文科省のGIGAスクール構想での一人一台端末環境等に向けて市当局と取り組んで行きたい。)
・ 来週から行われる教育相談は2者相談か3者相談か。(相談内容にも関係するので2者でも3者でも保護者の都合で構わない。)