Thursday, October 10, 2019

教師と子どもが作り上げていく創造物である~6年2組の授業~


「授業が楽しく・分かる・できるから,子どもたちが育つのか。」「子どもたちが育っているから,授業が楽しく・分かる・できるのか。」

「卵が先か?鶏が先か?」のクイズと似ているようですが……。答えは,両方です。

 担任が,情熱を傾け授業づくり(意欲を高める工夫,活動や体験を取り入れた授業,子ども主体の授業,教え合い・助けあいなどの対話を取り入れた授業,教師の温かい認め励ましのある授業など)を続けることで,子どもたちは学習が楽しくなり自信をもち自己肯定感が高まります。また教え合いなどを通して,子ども同士のチーム力・団結力も高まります。

教師の教材研究,教材教具の準備,授業展開の工夫(子ども主体の課題解決的な授業,一人学びや教え合い・助けあいの時間や場の設定がすばらしい)が優れている。

子どもが,自分の考えを友だちに伝えたり,全体の場で話したりするなど,発表力・説明力が確実に身に付いている。

1時間子どもたちが,意欲的に取り組む姿が感動的である。これまでの6か月間の積み上げなど,地道な努力の成果でる。

 2年4組の授業も6年2組の授業にも共通していることは,質の高い授業は,教師と子どもが作り上げていく創造物であると,言えます。