5年生3人は,夏休みに研修を受けて,「指宿市キッズマイスター」に認定されました。
そして,図書室の掲示物に9月末に全校の読書量『30393冊』となりました。
半年で,3万冊,このあと読書の秋を迎えます。「読書意欲を高めることで7万冊も夢ではないぞ!!!」と一人で喜んでいました。
読書好きの子どもには,メリットがいっぱいです。
① 想像力が身に付く。 ② 集中力が身に付く。 ③ 国語力が身に付く。
しかし,大変な事実が判明しました。
丹波小の子どもたちの9月末時点の平均読書冊数は55~60冊です。しかし,4・5・6年の読書離れがわかったのです。(一学期も少し気にはなっていました。)
25冊以下の児童が,4年生41人(51%),5年生48人(69%),6年75人(75%)と危機的な状況です。
先日,指宿市教育委員会から届いた「令和元年度全国学力・学習状況調査報告書」です。
「読書は好きですか」の質問に対して
国語科で「当てはまる」と答えた子どもと「当てはまらない」と答えた子どもは,20ポイント(点)の差が出ています。
算数科では13ポイント(点)です。
これまでも,ブログでも紹介していますが,先生方は,日々熱心な学習の指導をすすめています。
しかし,国語科や算数科の学習の土台(基本)となる読書量が少なく,問題や文章を読む力がついていないのです。全ての教科の基本は,文章を読んで理解する力,つまり読解力をつけることです。
全職員にお願いしました。
「読まない子,読めない子が,自ら本に手を伸ばす工夫・指導をすすめてください。」と
家庭でも,読書に親しめる環境づくりと,声かけを残り半年お願いします。