保護者のみなさんにブログで紹介できなかった2学期の活動がありましたので,今日・明日で一気に紹介します。
【その3】
3年1組の道徳の学習です。道徳の時間は,教科となり「考え,議論する道徳」の授業が行われることになります。1組の授業も,そのことを担任が意識した授業でした。
例えば,考える道徳の授業というからには,「なぜ親切がいいことなのか」と問われたときに,
「そういうふうに言われているから」と条件反射で答えるのではなく,
「もし親切にしなかったらどうなるのだろう」
「親切にしてるつもりでも,相手が喜んでくれない場合もある。」
「何かをしない親切というのもあるんじゃないか。」
など,「親切とは何か?」という本質に迫る発問や問い返しを行うことが大切です。
ですから,授業においては,子どもたちに気づきを促すために,あえて疑問を挟んでみたり,価値観をぐらつかせるような発問をしたり,違う視点から眺めてみる体験をさせたりと,いろいろ工夫をするようにしています。
この1組の授業も,子どもたちに考えさせる授業でした。