今日,指宿警察署員の方を講師に依頼し,1年生だけの交通安全教室を実施しました。
4月,5月と大きな交通事故は起きていません。しかし,全国では,小学生の悲しい事故が多発しています。
魔の5月を乗り越えましたが,1年担任の先生方は決して安心していません。これまでも,集団下校や安全指導を繰り返してきました。
〔小学生の歩行中の交通事故(平成26年~30年)月別の死者・重傷者数〕
● 5月(349人)
● 10月(327人)
● 4月(317人)
● 6月(307人)
6月も,1年生の交通事故が多いのです。
ぜひ,下学年の保護者の皆様には,「3つの言葉」でルールを確認していただきたいと考えています。安全確認を習慣づけるためにも,わかりやすい3つの言葉で子どもに注意ポイントを教えましょう。
1 立ち止まる
信号機があってもなくても,横断する前は立ち止まる。
2 よく見る
左右をよく見て,車や自転車が来ないか確認する。
3 無理しない
信号が変わりそうなときは,無理せず待つ。
警視庁のレポートによると,1年生の事故は「歩行中」に多く発生しているそうです。原因の多くは,「子どもの飛び出し」によるものです。
女の子より動きが活発な男の子のほうが,2倍以上も発生件数が多いそうなので,男の子は特に注意したいです。
また,事故の半数は「自宅から500m以内の場所」で起きているので,よく知る近所の道でも注意が必要です。