私たち職員にとっても,保護者の皆さんにとっても,子どもたちが毎朝笑顔で「行ってきます。」と家を出ることは,当然の願いです。
喜んで登校し,楽しく学習し,遊び,友だち・集団の中で自分を伸ばしていく,そして満足して下校する。このことは,丹波小職員の強い思いです。
しかし,文部科学省が2018年2月に公表した調査によると,年間30日以上欠席した不登校の子どもは,小学生は30,448人,中学生は103,235人。小学生では全児童の1%,中学生では全生徒の4.1%が不登校となっています。
その他にも,母子分離不安等の登校しぶりもあります。
子どもが,ある日「学校に行きたくない。」と発すると,保護者は,不安や動揺,あせりなど,マイナスの感情をもつと思います。そのとき,子どもも大きな問題・悩み(学校,家庭,本人自身)を抱えています。
大切なことは,不登校にしろ登校しぶりにしろ,それぞれの状態に対して,正しい理解・知識を身に付け,適切な対処法を講じていくことです。
ここに示したのは,本日職員に配布した(問題提示した)母子分離不安の資料です。学校教育も子育ても,常に学ぶことから始まります。