平成最後の丹波小学校の様子です。少し風はありますが,温かい日差しをうけて花々が美しく輝いています。
ソフトボールスポーツ少年団の子どもたちの元気な声が校庭にこだましています。
今日の新聞にこの詩が掲載されていましたが,明日には,新年号が発表されます。
「支度」 黒田三郎
何の匂いでしょう これは
これは春の匂い
真新しい着地(きじ)の匂い 真新しい革の匂い 新しいものの 新しい匂い 匂いのなかに 希望も 夢も 幸福も うっとりと 浮かんでくるようです ごったがえす 人いきれのさなかで だけどちょっぴり 気がかりです 心の支度は どうでしょう
もうできましたか
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この詩の中で,語り手(作者・黒田三郎さんでもよい)がいちばん言いたかったことは最後の三行でしょう。「あなたは心の支度(準備)はできていますか。」ということではないでしょうか。
この詩は,いろいろな立場や場面に当てはまると思います。
◎進級・進学する子どもたちへ
◎新入社員,転勤などで,新たな職場へ向かう人へ
◎同じ職場であっても,新たな大人・子どもとの出会いがある人たちへ
◎結婚式をもうすぐ迎えようとしている若い男女
◎赤ちゃんの誕生を迎えようとしている夫婦へ
◎スポーツの試合がせまっている選手たちへ など
「支度」という詩は,すべての人に,改めて自分の現実を振り返り,新たな心構えをつくる契機を与えることになるでしょう。