Sunday, March 31, 2019

心の支度はできていますか~自分の現実を振り返り~


 平成最後の丹波小学校の様子です。少し風はありますが,温かい日差しをうけて花々が美しく輝いています。

 ソフトボールスポーツ少年団の子どもたちの元気な声が校庭にこだましています。

 今日の新聞にこの詩が掲載されていましたが,明日には,新年号が発表されます。



「支度」    黒田三郎

何の匂いでしょう これは


これは春の匂い
真新しい着地(きじ)の匂い 真新しい革の匂い
新しいものの 新しい匂い

匂いのなかに
希望も 夢も 幸福も
うっとりと 浮かんでくるようです


ごったがえす 人いきれのさなかで
だけどちょっぴり 気がかりです
心の支度は どうでしょう 

もうできましたか

この詩の中で,語り手(作者・黒田三郎さんでもよい)がいちばん言いたかったことは最後の三行でしょう。「あなたは心の支度(準備)はできていますか。」ということではないでしょうか。

 この詩は,いろいろな立場や場面に当てはまると思います。

◎進級・進学する子どもたちへ

◎新入社員,転勤などで,新たな職場へ向かう人へ

◎同じ職場であっても,新たな大人・子どもとの出会いがある人たちへ

◎結婚式をもうすぐ迎えようとしている若い男女

◎赤ちゃんの誕生を迎えようとしている夫婦へ

◎スポーツの試合がせまっている選手たちへ など

 「支度」という詩は,すべての人に,改めて自分の現実を振り返り,新たな心構えをつくる契機を与えることになるでしょう。

 
 
 
 
 

心から感謝~笑顔で子どもたちを見守り~


 3月25日(月)の朝の登校時です。

 この一年間,子どもたちは,朝の登校を多くの皆さんに守られ・見守られていました。

 明るいあいさつを交わしたり,名前を覚えてもらい毎回声をかけたりしていただいています。

 丹波小学校の児童が,この一年大きな交通事故に会わなかったのは,安全指導・声かけ運動の皆さんの見守りにより,子どもたちの安全に対する意識が高まってきているからだと思います。

 この1年間,雨の日も,風の強い日も,夏の暑い日も,寒さに凍えた冬の日も,笑顔で子どもたちを見守り,導いてくださいました多くの皆様に心から感謝します。
 
 
 
 
 

 〔追伸〕

 とても残念で,寂しくなりますが,校区公民館の館長さんは,今年度で御勇退されるそうです。

 校区の各種行事,学校の行事や催し,学校応援団,学校評議員,朝の挨拶運動など,地域や学校,子どもたちを愛し,支えてくださいましたことに心から感謝いたします。
 


これからも応援します。~心と体を伸ばして~


 「校長先生,女子チームが優勝しましたよ。」と笑顔で,バスケットスポーツ少年団の5年生の子どもたちが,優勝旗とトロフィーをもってきました。卒業した6年生を含めた女子チームの最終戦で優勝を勝ち取りました。

 私も,何度となく応援に行きました。コート内を走るスピード,素早いパス,激しいボール奪い合い……いつも胸が熱くなりす。学校での優しさ笑顔からは,想像できません。

 『心技体』のバランスのとれたチームに育ちました。指導者や育成会の皆様には,心から感謝します。

 卒業生の皆さん,中学校でも南指宿中旋風を巻き起こしてください。

 そして,新チームの丹波っ子たち,丹波魂を引き継いで,バスケットボールをとおして,心と体を伸ばしていきましよう。

これからも応援します。
 

鹿児島県教育委員会から『奨励賞』~全職員の教師力・指導力に結びつく~


 英語専科の先生の教育論文が,鹿児島県教育委員会から『奨励賞』をいただき,市教育委員会の担当者から伝達式がありました。

 この賞は,極めて優れた教育実践・教育論文に与えられる賞であり,この賞の存在を知ったのは,私も教職年数40年近くになりますが,初めてです。

 英語専科の先生の教育論文は,南薩教育事務所の募集作の中でも優秀賞を受けました。(丹波小の先生方の論文は優れた論文が多く,学校賞もいただきました)

その中から,選りすぐられた論文が県に推薦され,このたびの『奨励賞』になりました。

 丹波小学校は,この4月から2年間,南薩地区の外国語(活動)の地区研究協力校として,子どもたちのコミュニケーション能力を高め,英語好きにするために,研究実践をすすめていきます。

 教師の指導力やコミュニケーション能力が伸びるということは,子どもたちの学びの意欲や態度,人間関係づくり,学級経営,教科指導にも,はかり知れない効果や成果が表れると期待しています。
 英語専科の先生の教育論文や優れた指導法を全職員が学び,共有することで,全職員の教師力・指導力に結びついていきます。





Wednesday, March 27, 2019

お元気で!~辞任式~

  春は出会いの季節でもありますが,別れの季節でもあります。いつかは来ると分かっていても来ないでほしい,もっと先になってほしいと願っていましたが,やはりこの日が来てしまいました。

先生方とは,お別れです。しかし,楽しかった思い出や先生方の教えは,子どもたち一人一人の心にいつまでも残っています。

先生方も,次の学校や離れた場所から,必ず見守り応援してくださることでしょう。転退職なさる先生方ありがとうございました。

お元気で!











 

新しい学年の心の準備を~修了証書~


修了式です。各学年の代表に修了証書を渡しました。その後児童代表が,3学期の反省と新学年に向けての目標を,しっかりとした態度で発表しました。

 私は,各学年や学級の子どもたちの努力したことや大きく成長したことなどを,パワーポイントで活動の写真を紹介しながら,たくさんほめました。

 楽しい春休みにするために,3つのお願いをしました。

○ 自転車はかならずヘルメット (5時には帰宅)
○ めあて・計画をたてて,しっかりまもる。(朝10時までは必ず学習(低学年1時間以上,中学年1時間30分以上,高学年2時間以上,ゲームは,一日30分以内)
○ 自分のことは自分でする。(部屋そうじ,くつあらい,後片付け,手伝い)

春休み期間中,3学期に返されたテストなどを使った復習(間違った問題だけ)をはじめ,病気やけ・交通事故に注意して,新しい学年の心の準備をしてほしいと考えています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Monday, March 25, 2019

平成最後の卒業式

3月22日、平成最後の卒業式がありました。
僕たち(私たち)、86名は丹波小学校を卒業しました。
卒業生のなかには泣いている人もいました。少し、ハプニングもありましたが最後まで式をやりとげることができました。
先生方、そしてお母さんお父さんに感謝の気持ちが伝えられたと思います!!
これからは、中学生になるので自分のことは、自分で責任をもった中学生になりたいです。

元広報委員会 部長H・K 副部長Y・Y                    

Sunday, March 24, 2019

すぐにでも解きたくなるようなドリル~『東京2020算数ドリル』~

 県内のテレビ放送でも紹介されたようですが,3月20日(水)の午前中に「公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」の職員の方が,丹波小学校を訪問してくださいました。

2020年のオリンピックの広報活動の一つとし作成した『東京2020算数ドリル』を指宿市内の新六年生に配布していただくことになったからです。


これまで,東京都内の小学生のみに配布されていたのですが,東京都以外では指宿市の新六年生に配布されることになりました。


それは,組織委員会に,指宿市内の企業の経営者の方が,ドリル配布を含めた経費を負担してくださったことで実現しました。(本校児童の祖父になります。)


私も,内容を見ましたが,すぐにでも解きたくなるようなドリルです。


この冊子作成の関係者でもある「高橋尚子 東京2020組織委員会アスリート委員会委員長」は,このドリルを使った授業後に,次のようにコメントしています。


今日の授業で,机の上だけで学ぶのではなく,実践的に日ごろの生活で生きるような算数を学べたのではないかと思いますし,東京2020大会に向けて想いを膨らましてもらえたと思います。
 私は,組織委員会のアスリート委員長を務めさせていただいております。アスリート委員の皆さんとは,メジャーな競技だけでなく実施競技すべてを子どもたちに知ってもらいたい,そのためにはどうすればよいかという議論を重ね,きっかけを探していました。まさにこのドリルはそのようなアスリートの想いやオリンピックの要素が詰め込まれたものになっていると思います。このドリルを通して,オリンピックやスポーツを知ってもらい,子どもたちにもっと夢を膨らませてほしいです。