昼休みの体育館,高学年の最後の縄跳び大会です。
6年生のある学級は,これまで負けなしの絶対王者でした。今日も,クラスのリーターを中心に円陣を組み,みんなの気持ちを高めています。さらなる記録更新が期待できます。
しかし、競技開始後,すべてのクラスの写真を撮っていると,驚くべき光景を目にしました。かなりのスピードで縄を回す二人,それを猛スピードで潜り抜けていく子どもたち。私は,驚きと感動で声も出ませんでした。
結果発表,そのクラスが,接待王者の3分間約400数回の記録を超えたのです。
「喚起し跳びあがる子どもたち」,「呆然とし身動きしない子どもたち」,本当に対照的でした。まさにドラマです。私も言葉にできませんでした。
何も言わないままに校長室に帰り,ふと外を見ると「絶対王者」のクラスが,全員で練習をしているのです。(多目的広場での写真)
この戦いは,これでは終わりません。各クラスの担任は,子どもたちの心にどんな火を灯したのでしよう。6年生の子どもたちは幸せです。
低学年も見とれていました。