幼児から小学校高学年までで,もっとも交通事故が多いのは,1年生です。
小学1年生が歩行中に遭った死傷事故のケースを御存じですか?
死傷事故は,家から1km圏内の小学校や遊び場といった近所で多く発生し,登校時にあたる7時台と下校時以降の14~18時台に集中しています(図)。道路形状別では,交差点やその付近で最も多く発生していますが,直線の道路(単路)でも同じくらい発生しており,その半数が横断歩道以外の場所を横断していました(図)。また,事故時の交通ルール違反の有無を男女別にみると,男児の方が多いことがわかりました(図)。違反の内容をみると,男女とも道路への急な飛び出しが最も多くみられます。
5(火)の午後,鹿児島県警察の「ひまわり号」をお呼びして,1年生全員が横断歩道の渡り方をはじめ,交通事故にあわないためにどのようなことが大切か,体験を通して学びました。
【保護者が子どもに教える交通安全のポイント(県警のHPから)】
☆ 子どもと一緒に歩いて,「交通ハザードマップ」を作ってみましょう。
☆ 交通ルールに沿った道路の歩き方と,飛び出しの危険性について教えましょう。
☆ 道路を横断するときは,横断歩道を渡るように教えましょう。