親の深い愛情～「私の家も七草粥だったよ。」～

　（私事でスミマセン）昨日１月７日の夕ご飯は，「七草粥」でした。

　３学期，最初の給食も「七草粥」でした。春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で，その一年の無病息災を願って１月７日に食べられます。正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休めるためとも言われています。

　校長室に来た子どもたちに，我が家の「七草粥」の写真を見せると，「私の家も七草粥だったよ。」，「うちも～～～。」という声が聞かれました。

　昔から伝わる風習や伝統は，その時期でしか体験・経験できないことが多いです。食を通して，心の豊かさや自然のすばらしさを感じることでしょう。

それ以上に，子どもや家族が健康で幸せに過ごせるようにという親の深い愛情を子どもたちは，しっかり受け止めると思います。

　「七草言える？」と質問すると５年生の男子が，「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけの座・すずな・すずしろ」とリズミカルに答えました。

　ちなみに秋の七草は，「ハギ・ススキ・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ」です。