Wednesday, June 3, 2020

水難事故防止の徹底

 先週,県内で河川で遊んでいた小学生が犠牲となる水難事故が発生しました。これから梅雨期を迎えるに当たり,河川等の増水に伴う水難事故等も懸念されます。又,指宿市内は子供だけでの遊泳は全ての箇所で禁止されています。学校の方でも子どもたちに機会あるたびに指導していきますが,ご家庭でも以下の内容を考慮した上で,日頃の声掛け等もお願い致します。


1 遊泳禁止の海や湖沼はもちろんのこと,雨後の増水した河川には絶対に近寄らない。特に,河川では,雨が上がっても,2~3日は流れが速くなることがあるので十分に注意する。


2 海岸における離岸流(波打ち際から沖合に向かってできる潮の流れで,幅10メートル前後の局所的にできる強い引き潮)の存在を知り,離岸流の有無等,事前に情報を得て,適切に遊泳する。 


3 ため池や貯水池等,立ち入り禁止・遊泳禁止箇所では,絶対に,泳いだり,魚釣りをしたりしない。


4 河川上流域では,急な増水による水難事故の可能性もある。キャンプや水遊びの際には,気象状況や上流ダムの情報等に注意する。


5 河川の危険性
・ 水面は穏やかでも,水中では流れが速く,流れが複雑である。
・ 河床は複雑で滑りやすく,また,急に深くなっている。
・ 深さ30センチ以上(児童の膝の高さ程度)になると,転倒しやすい。
・ 水辺では,大人が目を離したすきに事故に遭うことが多い。離れた所で見守っていても不意に溺れた時は姿を見失いがちであり,水辺では,大人がずっと一緒に行動することが必要である。