Wednesday, May 20, 2020

3つの「こわい顔」に立ち向かう勇気ある行動

 先日,鹿児島県教育庁人権同和教育課が作成した「新型コロナウイルス感染症に負けないためにみんなで力を合わせて立ち向かおう!」というリーフレットを配布しました。
 内容は 3つの「こわい顔」にみんなで力を合わせて立ち向かうことは自分を大切に,まわりの人を大切にすることになるという次のような内容です。


● 第1の顔 【病気】
 ウイルスから自分を守る行動を,自分のためだけでなく周りの人のためにも「手洗い」「せきエチケット」「3つの密をさける」


● 第2の顔 【不安】
 不安になったり,こわくなったりする気持ちに振り回されないことが大切です。信頼できる人に相談しましょう。


● 第3の顔 【差別】
 不安やこわがる気持ち,ストレスから「いじめ,偏見,差別」が生まれるのを止めることが大切です。
・ 「確認しよう」 その噂や書き込みは正しい情報なのか確かめる。
・ 「想像しよう」 自分の言動によって,相手はどんな気持ちになるのかを考える。
・ 「感謝しよう」 感染拡大防止や社会を支えるために,毎日頑張っている人がいることを理解する。


 特に「第3の顔」は人権侵害に及ぶ恐れがあります。子どもたちの「悪ふざけ」からの新型コロナウイルス感染症を茶化した心ない一言が多くの人を傷つけることになるかもしれません。学校でも,言動には継続した指導を行っていきますので,ご家庭でもご指導ください。