Saturday, September 29, 2018

1人でも生きられる~弁当作りを子どもたちにも~


 月曜日は給食が中止となり,弁当をお願いすることになりました。そこでぜひ,弁当作りを子どもたちにも手伝わせてください。

 

 私事ですみませんが,両親は共働きで,私は中学卒業と同時に家を出て自立したので,家事全般「料理」「洗濯(アイロンがけ」「裁縫」「そうじ」などを自分でやらなくてはならない環境でした。

このことは,家事にとどまらず生活の中の知恵,自立として役に立っていると,今でも感じます。小学生高学年の頃,土曜日の妹の簡単な昼ごはんは,私の係でした。

 

 人間の生活で『作る』⇔『食べる』ということは,生きていくうえで一番大切なことです。そして,このことは親(父・母)が,子に伝える(伝承する・引き継ぐ)ことの一つです。一口に料理と言っても「洗う」「切る」「炒める」「茹でる」「焼く」「蒸す」「切る」「味付け」「盛り付ける」「後片付け」など多くのことがあり,その中で,段取り力,考える力,できを見極める力などが,求められます。

 もし,低学年で危ないというのでしたら,「見させる」だけでも価値があると思います。子どもたちが,親離れするのは,5年後~10年後かもしれません。しかし,親の教育・役割・しつけの一つとして,「一人でも生きられる」子どもに育てることが大切です。