Monday, January 14, 2019

下学年は8~9時までに,高学年は9~10時までに~9時間以上の睡眠~


 日本生活習慣予防協会の資料で睡眠不足の人は風邪にかかりやすい。6時間睡眠で4倍に」という記事を見つけました。
 どういうことかというと,アメリカの大学での実験結果です。



睡眠時間が7時間以上だった人に比べ,6時間未満だった人は,風邪にかかる確率が4.2倍高いことが判明した。睡眠時間が5時間未満の人は,風邪にかかる確率は4.5倍に上昇した。

……また睡眠時間の不足や睡眠の質の悪化は,生活習慣病のリスクにつながる。

 感覚的には,睡眠不足は「免疫力低下」,「集中力の低下による事故やミス」,「ストレス」,「いろいろな病気が発症する」ことは分かっていました。

 しかし,明確な数字で示されると,改めて睡眠の大切さが分かりまます。

 これは,研究対象者が成人ですので,小学生にとっては,少なくとも9時間以上の睡眠が大切ということになります。

 朝6~7時に起きると考えると,遅くても下学年は8~9時までに,高学年は9~10時までには,布団に入ることが大切です。

 質の高い睡眠がとれているか?子どもの寝顔,部屋の環境,寝具の見届も大切です。